社会人になって62%が「メンタル不調」経験
株式会社MS-Japanが運営する、管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、「管理部門のメンタル不調経験と企業のメンタルヘルス対策の実態調査」を発表した。
メンタル不調の経験と、不調による仕事への影響、転職経験についての調査では、全体の「約6割」が、社会人になってから「メンタル不調を感じたことがある」と回答し、さらに「約9割」が「仕事への悪影響を感じた」という結果となりました。
また、メンタル不調で仕事に悪影響を感じた方のその後の行動として最も多かったのは「転職した」で、全体の約4割を占め、「転職を検討した」人も含めると全体の7割以上がメンタル不調で転職を考えることがわかりました。
メンタル不調経験について所属企業の規模、職種別にみると、企業規模が小さくなるほどメンタル不調は増え、従業員数99名以下の企業に所属する方のメンタル不調経験割合は70%という結果となりました。
職種別では、経営企画が最も多く76%、内部監査が最も少なく38%と職種による偏りもみられました。
メンタル不調の原因についての調査では、最も多かったのが「職場の人間関係(65%)」、ついで「仕事の量・負荷へのストレス(58%)」「職場でのハラスメント(40%)」と続きました。
メンタル不調に対する対策を実施している企業は半数で、企業規模によって実施率に大きな差が出ていることがわかりました。特に従業員数99名以下の企業の対策実施率は最も低く19%で、従業員数100名以上の企業の実施率と大きな差がつく結果となりました。
【調査概要】
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国の管理部門人材
調査テーマ:「管理部門のメンタル不調経験と企業のメンタルヘルス対策の実態調査」
有効回答数:294名
調査実施日:2023年9月12日~9月19日
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
出典「MS-Japan調べ」https://www.manegy.com/news/detail/7678/
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